MUSICハウスの
ボイストレーナーのMANAです!
ボイトレの
豆知識コーナーです!
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ボイストレーニング知識 vol.11
今回のテーマは
『喉頭について②』
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喉頭①では喉頭の全体図を説明をさせて頂きました。
今回は
『音を出す』という説明をしていきたいと思います。
《発声のしくみ》
まず、私たちは
呼吸をすることで声のエネルギーの源、
息を『吸う』、『吐く』の動作を行います。
喉頭の中央にある『声帯』。
吐く息で『声帯』をふるわせて
音がでます。
喉頭が休息状態のときは
呼気(吐く息)は静かです。
コミュニケーションをとりたいときは
息を吐きながら声帯が閉じます。
肺から追い出された空気は
閉じた声帯を震わせます。
↓
このプロセスを『発声』と言います。
《声帯》
声帯は2枚のヒダでできています。
発生時には、この2枚のヒダが、閉鎖をして、
1本の弦のようなもになり
振動をすることによって音が生まれます。
↓
『発生原音』と言います。
声帯そのものが、腫れたり、動きが悪くなったり
閉じにくくなると
↓
声がガラガラになったり、かすれたりして
声が出しにくくなります。
《声帯の振動、音の変化》
音の高さは、その振動の度合いにより変化します。
振動が早ければ、声は高くなります。
振動が遅ければ、声は低くなります。
振動例)440Hz
1秒間で440回の振動で『ラ』の音が生まれます。
声帯の振動数の変化によって、音程の変化が生まれるため
声帯の振動をコントロールすることも
音程の安定感へと繋がります。
普通の人でも、音の高さの範囲は広く
一般的に2オクターブほどあり、
ときには、3オクターブを超える場合もあります。
声帯の振動は音波を創り
声道を通り、声をつくり届けます。
・音程の安定感
・音色
・音の長さ
・音の強さ
・音の揺れ
・ビブラート
などの全ての要素も
『喉頭と吐く息』の連動によって調節されます。
そのため、
歌声を創るにあたり
息と共に、喉頭も大事な役割をもつのです。
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