今回は、

オーディションなどで必ずといっていいほど求められる “自己PR”についてお話したいと思います。

自己PRと自己紹介は少し異なります。

まず、 オーディションで自分を見てもらえる時間というのは本当に短いです。

そのなかで、 “わたしのウリはここですよ！”と

わたしを選んでくれたときの

メリットをアピールするのが自己PRなので、

より分かりやすく、 より端的に、 でも短い時間でしっかりと自分の魅力がわかるよう、 審査員に訴えかけないといけません。 もっと具体的にいうと、

“わたしは他の人とここが違います！” という

同じオーディションを受けに来ているライバルとの差別化を 自分でできなくてはなりません。

では、差別化をするために大切なことはなんでしょうか？ それは”自分を客観的に知ること”です。

では、自分を客観的に知るにはどうしたらいいのでしょうか。

そこに関しては、

世の中の標準や常識、

今の流行りやその場において求められていることなど、

さまざまな情報を敏感に察知するために常にアンテナを張っていることが、

たしかな自分像をつかむための近道だと思います。

日々の自主稽古や練習など、

スキルアップのための実践的な努力も大事ですが、

人前に出る表現者には頭の良さや教養も大事ということですね。

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