ボイストレーニング知識 vol11【MUSICハウス】

MUSICハウスの

ボイストレーナーのMANAです!

ボイトレの

豆知識コーナーです!

*************

ボイストレーニング知識 vol.11

今回のテーマは

         『喉頭について②』

*******************

 

喉頭①では喉頭の全体図を説明をさせて頂きました。

今回は

『音を出す』という説明をしていきたいと思います。

《発声のしくみ》

まず、私たちは

呼吸をすることで声のエネルギーの源、

息を『吸う』、『吐く』の動作を行います。

喉頭の中央にある『声帯』。

吐く息で『声帯』をふるわせて

音がでます。

喉頭が休息状態のときは

呼気(吐く息)は静かです。

コミュニケーションをとりたいときは

息を吐きながら声帯が閉じます。

肺から追い出された空気は

閉じた声帯を震わせます。

               

このプロセスを『発声』と言います。

《声帯》

声帯は2枚のヒダでできています。

発生時には、この2枚のヒダが、閉鎖をして、

1本の弦のようなもになり

振動をすることによって音が生まれます。

      

『発生原音』と言います。

声帯そのものが、腫れたり、動きが悪くなったり

閉じにくくなると

     

声がガラガラになったり、かすれたりして

声が出しにくくなります。

《声帯の振動、音の変化》

音の高さは、その振動の度合いにより変化します。

振動が早ければ、声は高くなります。

振動が遅ければ、声は低くなります。

振動例)440Hz

1秒間で440回の振動で『ラ』の音が生まれます。

声帯の振動数の変化によって、音程の変化が生まれるため

声帯の振動をコントロールすることも

音程の安定感へと繋がります。

普通の人でも、音の高さの範囲は広く

一般的に2オクターブほどあり、

ときには、3オクターブを超える場合もあります。

声帯の振動は音波を創り

声道を通り、声をつくり届けます。

・音程の安定感

・音色

・音の長さ

・音の強さ

・音の揺れ

・ビブラート

などの全ての要素も

『喉頭と吐く息』の連動によって調節されます。

そのため、

歌声を創るにあたり

息と共に、喉頭も大事な役割をもつのです。

  

*************

大阪、東京

海外式ボイストレーニング

MUSICハウス公式サイト

http://music-house.jp/access/

無料体験受付中!

大阪、東京、音楽イベント

スマイルオブハート公式サイト

http://smile-of-heart.com/

予約受付中!

 piano,石川麻奈
 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です